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生産部門の大改革

  • 6月 30, 2010 at 5:10 PM

創業以来の職人の手仕事では、大規模な増産はとっても難しいことはいうまでもありません。そこでルイヴィトンは生産部門の大改革を行いました。アメリカのコンサルティング会社の大手マッキンゼーにコンサルをお願いしたのです。この改革が、新デザイン・商品ラインの導入を支えることになったのです。

工房における生産過程の詳細な検査を経て、マッキンゼーが提案したのが、『リーン(贅肉のない)生産方式』でした。この方式は無駄を徹底的に省く生産方式で、アメリカで体系化されたシステムです。

従来は作業工程ごとに職人の担当が分かれていたため、作りかけの製品が待機状態に陥ることがあり、時間のロスが大きな問題にもなっていました。どこで、1人の職人が複数の作業工程を行うことにより、少人数チーム化を進めたのです。また、生産ラインの開始位置と終了位置を近づけることで、職人の移動ロスを減らすU字ラインに変更したのです。これにより、今までの2倍のペースで仕上げることが可能になったのです。これでバッグの需要にも少しおいつくことができました。

プレタポルテ

  • 6月 30, 2010 at 4:58 PM

ルイヴィトンは1998年からモード化により、アトリエをめぐる環境が激変することになります。
デザイナーのマーク・ジェイコブスのコンセプトによって生まれる新作の登場で、ルイヴィトンのイメージががらりと変わりました。
ルイヴィトンの伝統的なデザインに、白いペンキでグラフティ模様を描くといったなんとも、斬新で破壊的な製品が発表されたのです。
さらに、村上隆とのコラボレーションによって生まれた桜模様やパンダ柄のバッグなども新たな顧客層への開拓にも繋がっていきました。

プレタポルテでは、シーズンごとにファッションショーが開催されますが、そこでは必ず新作のバッグが組み合わされます。服と同様、バッグにも新しい作品が続々と出品されます。

日本人

  • 6月 30, 2010 at 4:50 PM

日本で販売されるようになったルイヴィトンの製品は、さらに品質の向上がされました。なざなら日本人は品質にとてもシビアだからです。
ファスナーが逆向きについていたり、縫い目が少し曲がっている、などといったことはすぐに返品します。これがヨーロッパの人たちはあまり気にならないようです。国によってまったく感性が違うのですね。
まだ、縫い目が少し曲がっているくらいだとしたら許せますが、さすがにファスナーが逆に取り付けられていたら絶対にゆるせませんよね。これは日本人の品質に対するこだわり、国民性のようですね。日本にすんでいるとそれが当たり前なので、海外旅行などに行ったときの外国人の適当さにはよくビックリさせられます。

この日本で製品を販売するならば、品質がいいのは絶対条件です。それをしっかりと踏まえて販売しているのがルイヴィトンです。

スペシャルオーダー

  • 6月 30, 2010 at 4:34 PM

ルイヴィトンのスペシャルオーダーを担当する職人たちは、明るくてとても活気があるそうです。

牛1頭分の大きな革から品質や大きさを考慮しながらバッグに使う分をカットしておいうという、とても重要で難しい仕事をしている職人たちからは、顔つきからして威嚇すら漂っていたそうです。
宮ヴィトン家邸宅の1階はゲストハウスになっています。初代ルイ、2代目ジョルジュ、3代目カストン、4代目と呼ばれる兄のアンリーと弟のクロードの2人。この敵視的当主の胸像や肖像画が飾られています。手入れの行き届いている庭。日本のように桜が咲いているようです。旧邸宅の2階がミュージアムで、ヴィンテージもののトランクをはじめ、歴史のオーダーメイドのトランクやバッグが多数陳列されているようです。

マルティエ

  • 6月 29, 2010 at 8:13 PM

マルティエとは、トランク職人のことです。このマルティエが育つには時間がかかります。ルイヴィトンのメインの工房は、パリ郊外のアニエールにあるアトリエです。このアニエールのあるアトリエには、職人を養成する学校制度が併設されています。職人養成学校といっても、建物のことではなく実際にバッグを製造しているところのことになります。
ここでは、職人に技術とクラフツマンシップが叩き込まれます。その上で始めて職人として認知されるのです。そんな職人の集団が世界でも認められたルイヴィトンを支えているのです。この職人こそが伝統なのです。

2005年にはマッキンゼーの今サルを受けたことにより、リーン生産方式(トヨタ生産方式)を取り入れました。結果、これまで雑然としたレイアウトや、古い機械などがあったのが、コンサル受けたことにより、作業所はすっきりとし、最新の工作機械が目立つようになりました。

職人

  • 6月 29, 2010 at 7:59 PM

ルイヴィトンの命ともいえる職人。いい製品を作り出すには、いい職人が必要です。
ルイヴィトンはもともと革職人が創業しました。職人が大事に育ててきたブランドであり、職人魂が刻み込まれています。顧客は職人が作った製品についた値段に対して、優れた職人技術を納得して購入します。

秦社長は

『創業以来、鞄職人としてのクラフツマンシップの誇りにかけ、質の高い製品を作ることに心を磨いてきたのが、ルイヴィトンである』

と述べています。手作業にこだわることによって、生産に限りがでてきます。しかし、量産できないからこそブランド価値が生まれてくるのです。

生産工程

  • 6月 29, 2010 at 7:06 PM

ルイヴィトンの製品の生産工程を少しみてみましょう。

まずは素材に使用される牛革の選択。仕入れた牛革をじkっくりと検品していきます。少しでも傷などがないか確認していきます。ここで問題が発見されたものは破棄されていきます。

噂ですが、ルイヴィトンは高級な牛革の買い付けにかなり力を入れているそうです。工芸用などに利用される牛革が、競りで売られています。そのときルイヴィトンは、上質なものをいい順に一気に競り落とすそうです。これで高級な牛革を顧客に提供できます。これにはある程度の資金がなければできませんね。さすがルイヴィトン社です。

トランクの骨組みに使用されている木はフランス東部のマルヌ研鑽のポプラの木が使われています。これは産地まで限定されているもので、数年かけて自然乾燥させていきます。産地、時間、場所、管理の手がものすごくかかる素材になっています。そして、職人が手作業で生産していきます。このように手間がかかっているからこそ、ルイヴィトンの製品は量産できないのです。

手作業

  • 6月 29, 2010 at 6:43 PM

ルイヴィトンは高コストでも手作業を守っています。なぜなら、顧客が手作業、職人の手作りを望んでいるからです。
原材料は品質のよさが第一です。そのためにお金がかかることもいとわない。それがルイヴィトンの生産のポリシーともなっています。

最近の技術では、機会の制度が、熟練された職人の腕前を上回るということもあるかもしれません。しかし、ルイヴィトンは機械化しません。それは『顧客はルイヴィトンに、職人が手作業で作ることを期待している』からです。

『エピ』は牛革で作られていますが、『モノグラム』や『ダミエ』の素材はエジプト綿の布にルイヴィトン独自のコーティングをしたものになっており、牛革ではありません。しかし、バッグなどの取っ手などには牛革があしらわれています。

ファッション

  • 6月 28, 2010 at 4:12 PM

ルイヴィトンは、ファッションへの参入、さらにはモード化だけではなく、マーケティング化に踏み込んだことにより、飛躍的な成長をとげることに成功しました。

伝統的はメゾンブランド。プレミアムブランド。その中でも最上のイメージ層に位置するブランドにすれが、ルイヴィトンの挑戦と成長は微妙な印象なのかもしれません。しかし、ブランドとしてのビジネスが大きく広がったことは間違いありません。このビジネスの裾野が広がったということは、ブランドビジネスに携わるすべての関係者にとって大きなプラスになりました。

ルイヴィトンが、ここ10年間で飛躍的に成長してきたのは、こういったこと戦略が成功したといえます。

流通

  • 6月 28, 2010 at 4:04 PM

ルイヴィトンが重要しているセレクティブ・ディストリビュージョンを上手くこなしていくためには、商社や問屋を通さずに、流通を自社でコントロールする必要があります。
販売する店舗までのディストリビューションをブランドに適したものにしていかなければなりません。こういったマーケティング発想。これはルイヴィトンが力を入れている分野になっています。
話題も人気もあるのに、そのアイテムを見かけないというのはディストリビューションが関係しているからだったのです。話題の商品がなかなか手に入らない。これを顧客に感じさせれればブランド価値がまた一段と上がったことになるでしょう。